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入谷花の寺散策

 小田急座間駅〜(5分)〜星谷寺〜(3分)〜心岩寺〜(5分)〜鈴鹿明神社〜(2分)〜龍源院〜(1分)〜鈴鹿の泉〜(5分)〜円教寺〜(2分)〜番神水湧水〜(5分)〜座間公園・座間神社〜(7分)〜富士山公園〜(10分)〜相模線相武台下駅
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星谷しょうこく

 座間駅から座間駅前信号を北上(新宿方向)し商店街を抜けた星谷寺前信号の向こう側。

イチョウ黄葉ヒガンザクラ黄葉
紅葉

 ブロンズの仁王さんのすぐ後ろのイチョウと、右奥の彼岸桜の、黄葉がいいねぇ。(2002年撮影)

ボタン
花々

 星谷寺は、5本もの樹齢400年以上の彼岸桜の大木がある桜の名所。 3月末から4月上旬頃の開花期には特に参詣者が多い。 2/中〜3/下には椿、4月下旬にはボタン(2003.5.3撮影)も咲く。

本堂宝篋院塔梵鐘
由緒

 天平年間(729〜49)、行基が諸国を教化に巡った折り、金色の光が星のように山谷に輝くのを見て霊場であることを知り、堂を建てて自ら彫った聖観音を安置、「星のように山谷に輝く霊地」ということで寺名を星谷寺と名付けたという伝説が残されている。 県下でも代表的な古刹で、真言宗大覚寺派(古義真言宗)に属し妙法山と号す。 坂東三十三観音霊場の第8番札所。 星の谷ほしのや観音とも呼ばれる。
 鐘楼の梵鐘は、鎌倉時代、座間渋谷の庄に居住していた佐々木信綱が寄進したとされる、嘉禄3(1227)年、源吉国の作で県内最古、関東以北では2番目に古い。 鐘座が一つしかなく、日本三奇鐘の一つで、国の重要文化財に指定。 本尊は聖観世音菩薩。 境内入り口に立派な仁王門があったとされるが今はなく、重厚な本堂や、市の重要文化財に指定されている宝篋印塔ほうきょういんとうが往時を偲ばせる。

ガイド

所在地 : 座間市入谷3-3583
駐車場 : 数台
問合せ : 0462-51-2266 星谷寺

心岩しんがん

 星谷寺前信号から西に進み、次を左折して南に進み、次を右折して西に進み、つきあたりの階段を下りる。

白い花が満載
初夏

 シャガ、エビネ、アヤメ、椿などの花が咲いていたが、本堂左で白い花をたくさんつけている木が印象的。 名前はわからないが山などによく見かける木だ。

サルスベリ
晩夏

 庫裡前のサルスベリが若木だが樹形がいい。 お目当ての本堂右前の芙蓉はなかなか咲き揃わず、撮影アングルも難しい。

花々

 寒椿(12〜2)、椿(2/中〜3/末)、シダレザクラ(3/末〜4/上)、ツツジ(4/中〜5/初)、芙蓉(8/末〜9/中)、萩(9/中〜9/末)などの花木があり、3/初〜中旬に本堂左の小さな池の畔に咲く乙女椿が最も見応えがある。 8/末〜9/中に本堂右前の大石の脇に咲く芙蓉も魅力的。
(境内東の樹林はうっそうとするので、午後の早い時間がきれいに見られる)

心岩寺湧水

 心岩寺東側の台地から発掘された縄文中期の遺跡や境内の土器片発見などから、先史時代より周辺住民の貴重な生活用水だったとされる。湧水量が豊富なため、西側にあった後背湿地の水田にも使われていた。

山門ヒガンバナ
由緒

 「新編相模風土記稿」によると、「座間山と号す、臨済宗(鎌倉建長寺末)、開山を成英という(文明十二年九月四日寂す)。 開基は白井織部是房なり(法名心厳道誉、文明元年五月四日死す)、本尊釈迦を案ず(運慶作、長さ五寸五分)」と記されている。 白井織部是房は北相模地頭職だった人物で、法名から心厳寺と名付けられたが、後に心岩寺と改められた。

ガイド

所在地 : 座間市入谷1-1552
駐車場 : 数台
問合せ : 0462-51-1572 心岩寺

鈴鹿明神社
鈴鹿明神社

 心岩寺山門のすぐ先の横断陸橋を渡ったすぐ北の先。
 いざなみの尊と須佐之男命を祀る。 欽明天皇の御代(29代、6世紀)、伊勢国鈴鹿郡(三重県)の祭礼で海上渡御した神輿が暴風雨でこの地の入り江に流れ着き、これを住民が崇めて社殿を造営したと伝える。 明治時代には周辺27ヶ村の郷社として崇拝された。 神社の下には縄文時代後期の遺跡がある。
所在地 : 座間市入谷1-3500

龍源りゅうげん

 鈴鹿明神の北東隣り。

梅

 参道の両側に梅並木が続く。 見応えあるよ。 例年の見頃は2/上〜3/上旬頃。 本堂前の紅梅は1/上から咲く。初詣に眺めてね。 (2002.3.2撮影)
 他の梅の名所はこちら

ツバキシャガボタン
初夏

 参道裏の椿がきれいだ。 庫裡の周りでボタン、シャガ、エビネ、ツツジなどが咲いていた。

ヒガンバナフヨウ
中秋

 そこここに咲くヒガンバナが古めかしい本堂にマッチする。 駐車場の芙蓉もなかなかいい。 若木だが紫式部なども咲く。

晩秋

 庫裡前のモミジが樹形も色づきもよい。

本堂弁財天
由緒

 寛永2(1461)年に創建、水上山龍源院と号し、曹洞宗。 初めは入谷丸山下と呼ばれるところに建てられ、戦禍による数回焼失の後、厚木市三田の清源院八世・格雲和尚により現在地で再建された。
 寺の裏の大きな樹林の中に水量豊かな龍源院湧水があり、近くの小さな弁天堂に頭部が女で体が大蛇の弁天様が祀られている。 裏山上部は縄文時代の遺跡で、この湧水は往時から使われていたのであろう。 湧水にはワサビが自生していたが、盗掘で今はない。

ガイド

所在地 : 座間市入谷1-3523
駐車場 : 
トイレ : あり
問合せ : 0462-51-0479 龍源院

鈴鹿長宿
 龍源院前の路地を北に歩こう。 龍源院湧水や番神水湧水など、あちこちに清水が湧き、小川が整備されて、散策が心地よい。
鈴鹿の泉湧水

 龍源院北側の段丘下から涌き、周辺6世帯の井戸水に代わる大切な生活用水であるとともに、非常用防水用水に、また大正初期から終戦頃までは、ワサビ栽培もしていた。

コスモス&シオン水車
鈴鹿長宿

 鈴鹿明神社から発掘された縄文後期の遺跡に水場があった痕跡から、鈴鹿遺跡の住人が生活用水として利用していたとされる。明治24年頃から第2次大戦頃まではワサビ田になり、今も名残があるほか精米器具を動かす水車の動力源などにも利用された。

円教寺

 龍源院参道前の自治会館の西側道を北上し、T字路をジグザグに右折・左折し、2つ目の十字路を左折した右側。

花々

 早春に、夏に百日紅が咲く。

本堂
由緒

 日蓮は文永8(1271)年、龍ノ口法難の後に依知郷(厚木)に送られる途中で鈴木弥太郎貞勝の屋敷で休息した。 日蓮に帰依した貞勝は屋敷を寺にし、円教坊と名乗った。
 佐々木掛けと称する鐙(市指定重要文化財)が保存されている。

番神水ばんじんすい湧水
 日蓮上人がお経を唱えながら地面を杖で突くと、こんこんと清水が涌きだしたという。昔から大切な生活用水として、水道が引かれる昭和31年頃まで利用されていて、昭和初期までは酒造所の杜氏達が仕込み用水として利用していた。
座間公園〜座間神社

 円教寺の東側の道をまた北上し、T字路をジグザグに右折・左折し、次のT字路を右折してすぐに左折。

蓮ブランコ&滑り台
座間公園

 座間公園はの名所で、動物公園やプールもある。

本殿梵鐘
座間神社

 座間神社は日本武尊を祀り、明治以前は飯綱権現社といった。

椎の木写真左は樹齢300年の椎のご神木。

 座間神社の参道をそのまま西に進み、バス通りをジグザグに左折・右折して西に進むと相武台下駅に到着。

冨士山公園
アスレチック 旧陸軍士官学校の敷地からキャンプざまの一部となり、返還後アスレチックもある現在の公園に。 頂上には士官学校当時の方位盤が残る。 桜の花もいいよ!
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更新来歴
2006.7.7 湧水と冨士山公園を追加。
2004.1.2 "谷戸山公園"の"足をのばして散策"を独立。

またお会いしましょう! 2004.1.2開設