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巾着田ヒガンバナ&小江戸川越散策

 2002年9月20日、友4人で日帰りバスツアーを楽しんできた。
日高市・巾着田きんちゃくだ
ヒガンバナ群生アップ
曼珠沙華(ヒガンバナ)

 高麗こま川の流れが巾着の形(Ωの逆)をした堤防沿いの約1.5kmに、曼珠沙華が関東一規模で群生。 まだ大半が蕾だが、咲き揃ったらあたり一面が真っ赤に燃えることだろう。
 私たちもだが、多くの行楽者は芸術家気分で撮影に夢中だ。
 ヒガンバナを愛でたり撮影したりしながら、1時間の散策時間で半分しかまわれなかった。

巾着田

 河原ではバーベキュー、キャンプができる。
 川にはウグイ、ヤマベ、アユ、ナマズ、メダカ、他の魚が生育し、周辺では、サギ類、コジュケイ、セキレイ類、シジュウカラ、メジロ類、カワセミ類、他の野鳥が見られる。
 河原でバーベキューをしたりおにぎりを食べたりしている人達がいる。 ここでのんびりと1日を過ごすのもいいなぁ。

ガイド
所在地 : 日高市高麗本郷125-2
駐車場 : 350台/臨時
川越 ; 時の鐘・蔵造りの家並み
時の鐘友
時の鐘

 川越のシンボル・時の鐘は、寛永年間(1,624〜1644)に川越城主酒井讃岐守忠勝が建てたもの。 400年近く前から城下町に時を知らせ、現在の建物は明治26年3月の川越大火直後に再建された4代目。 建物の構造は江戸時代をそのまま踏襲したもので、鐘櫓の高さは五丈三尺五寸(約16m)。 6時・12時・15時・18時に鐘が時を告げ、「残したい日本の音風景百選」に選ばれている。 蔵造りの町並みに高くそびえる景観に、往時の城下町の情緒がしのばれるなぁ。
 写真右は同行の友・土居さんのスナップ。

金笛醤油屋蔵造りの家並み
大沢家住宅一番街亀屋

 蔵造りは、元々は江戸時代の商家の耐火建築で、現存の多くは、明治26年の川越大火以後に建てられた。
 大沢家住宅(写真左上)は、桟瓦葺・切妻造・二階建・間口六間・奥行四間半の店舗造りで、一階は店舗、二階前面には土格子があり、外観が全体的に簡素であって荘重な感がある。 この建造物は、川越城下町の中心部である札の辻の傍らにあって、小服太物の豪商近江屋半右衛門が寛政4(1792)年に店舗として建てたもの。 防火を目的とする土蔵造り故に数度の大火にも類焼をまぬがれた。 関東地方の町家の蔵造り、商家の古い例として、貴重なもの。 国指定重要文化財。
あさひ銀行と蔵造り 蔵造り資料館(写真なし)は、明治26年大火直後に建築の煙草卸商・旧小山家で、蔵造りに関する貴重な資料を展示し、蔵の中に入ったり、和室の二階に上がったり出来る。
開館時間: 9:00-17:00
休館日 : 月曜(休日を除く)・休日の翌日(土・日曜を除く)・第4金曜・12/28〜1/4
入館料 : 大人100円。
 旧八十五銀行本店(写真左、現あさひ銀行川越支店)は、大正7(1918)年の建造で、国の登録有形文化財。 白いモダンな外観と黒い蔵とのコントラストがいいなぁ。

川越 ; 喜多院
本堂
いわれ

 天長7(830)年、慈覚大師円仁により創建、無量寿寺と名づけられた。 その後、元久2(1205)年、天文6(1537)年に兵火で炎上。 慶長4年、天海僧正が喜多院と名を改めた。 寛永15(1638)年1月の川越大火で山門を除き焼失。 三代将軍家光は、江戸城紅葉山の別殿を移築し、客殿、書院などに当てた。 家光誕生の間、春日局の間がここにあるのはそのため。

 正月3日は厄除元三大師のご縁日とだるま市があり、大勢の参拝客で賑わう。
 川越七福神の第3番・大黒天が祀られている。 大黒天は古代インドの神で、密教では大自在天の化身・生産の神様。 黒くなってまめに働いて大黒天を拝むと、財宝糧食の大福利益が得られる。

拝観時間: 3/1〜11/23 平日8:50〜16:30 日曜・休日8:50〜16:50
       11/24〜2/末 平日8:50〜16:00 日曜・休日8:50〜16:20
休み  : 12/25〜1/8、2/2〜2/4、4/2〜4/6、4/下旬、宝物特別展開催日の前日、8/16
拝観料 : 400円(建物内部、内庭、五百羅漢)

山門多宝塔
文化財

 山門(写真左)・鐘楼門・慈眼堂・客殿が国指定重要文化財、多宝塔(写真右)が県指定重要文化財。 それそれ、皆、見応えがある。 また、紅葉山庭園も見応えがあるそうだ。

東照宮

 徳川家康の死後、遺骸を久能山から日光に移葬した元和3(1617)年3月、途中、喜多院に4日間とう留して供養したので、天海僧正が寛永10(1633)年1月、この地に東照宮を創建。 寛永15年正月の川越大火で延焼したが、堀田加賀守正盛を造営奉行として同年6月に起工し、同17年に再建された。 東照宮は当初から独立した社格をもたず、喜多院の一隅に造営されたもので、日光、久能山の東照宮とともに、三大東照宮のひとつと数えられている。
 裏門(随身門)・鳥居・拝殿・弊殿・中門(平唐門)・端垣・本殿から構成され、拝殿には重要文化財に指定される岩佐又兵衛勝以筆の36歌仙絵額が、弊殿には県指定文化財である岩槻城主阿部対馬守重次奉納の12面鷹絵額がある。
 4月末に珍しいナンジャモンジャの樹の花が咲く。

ずらりと並ぶ羅漢さん
五百羅漢

 境内にさまざまな表情の約540体の羅漢さんが鎮座している。 川越北田島の志誠(しじょう)の発願により天明2(1782)〜文政8(1825)年の約50年間に渡って建立されたもの。 ユーモラスなのもあるよ。

川越 ; 喜多院付近
成田山別院
成田山別院

 千葉の石川照温が嘉永3年(1850)に創建した、成田山新勝寺の別院で真言密教の寺。
 川越七福神の第4番・恵比寿天が祀られている。 恵比寿様は、「福の神」の代表で、農村では、田の神、街では市神、福利を招く神として、鯛を抱いた福々しい相好でおなじみだ。

中院なかいん

 中院創立の縁起は喜多院と全く同じで、天長7(830)年に慈覚太師円仁によって創立された。 元来、星野山無量寿寺のなかに北院・中院・南院の3院があり、各々、仏像院・仏地院・多聞院と称しており、鎌倉時代の終わり頃に分離した。 当初は、現在の東照宮の地にあったが、寛永10(1633)年、東照宮建造の折りに現在地に移された。 天海僧正が喜多院に来往する以前は、むしろ中院の方が勢力を持っていたことが、正安3(1301)年の勅願所たるべき口宜の写しや、慶長以前の多数の古文書の所蔵によって知られる。 天台宗。
 秋元侯の家老太陽寺一族の墓、島崎藤村の義母加藤みきの墓などがある。
桜の季節にはしだれ桜を見にくる人で賑わう。

川越;菓子屋横丁・サツマイモ
菓子屋
菓子屋横丁

 明治初期に鈴木藤左衛門が江戸っ子好みの気取らない駄菓子を製造したのが始まり。 明治後半からはのれん分けにより店の数も増え、大正12年の大震災による神田・浅草・錦糸町など菓子問屋の焼失で、川越の菓子製造業がより盛んになった。 昭和初期には70店余りが軒を連ねてシソパン・千歳飴・金太郎飴・麦落雁・水羊かん・かりん糖など数十種類の菓子が製造されていた。 が、人々の嗜好の変化により、現在では十余軒が手作り生菓子や飴菓子を作っている。
 今回の川越散策で一番の賑わいだ。 店の奥の喫茶コーナーでゆっくりコーヒーを飲みたいなぁ。
駄菓子の資料館
菓子屋横丁の田中屋の中に駄菓子の資料館がある。
開館時間: 10:00-17:00
休館日 : 不定休
入館料 : 無料
問合せ : 049-222-1327

こまちセット
サツマイモ料理

 川越名物のイモが、さまざまな菓子・アイス・料理などで食べられる。
 旧来、飢饉や戦争での食糧難を救ったサツマイモだが、現在は美容食・健康食として見直されてる。
 川越といえばサツマイモといわれるほど有名で、約240年以上の歴史がある。寛政(1798〜1801年)の頃、江戸の町に焼き芋屋が現れ、その焼き芋用に「川越いも」が発展。 天保(1830〜44年)の頃には、さつまいもといえば川越と言われるようになり、明治維新以降は鉄道で全国に送れるようになりさらに発展。 最近は宅地化によりイモ畑が減少、逆に全国から集め、菓子・麺などに加工して出荷する街に変化。
 イモ料理は食べ損なったが、イモを2割入れたうどんのこまちセット(1,000円、屋号きんちょう)を食した。 イモは感じられないが、かやくご飯やあんみつまでついた楽しいメニューです。 芋羊羹、紫芋羊羹、イモケンピを土産に買って帰った。
さつまいも資料館
 中心街から少し離れたところにある、世界で唯一のサツマイモの資料館。
開館時間: 10:00〜17:00
休館日 : 火曜日
入館料 : 無料
連絡先 :049-243-8243
芋菓子の歴史館
 蔵造りの街並みの亀屋栄泉の2階に芋菓子の歴史館があり、芋菓子に関する品物を展示している。 なお、終戦直後の材料入手難期に古美術商をやり、その時の商品も展示している。
開館時間: 9:00-16:30
休館日 : 無休
入館料 : 無料
問合せ : 049-222-0228
川越さつまいも地蔵尊
 毘沙門天を祀る川越七福神の第1番・妙善寺に川越さつまいも地蔵尊がある。
 瀬戸内海の島々には、江戸期、さつまいもで飢饉を乗り越えたことから、イモを伝えた先人の徳を偲び、「芋地蔵」群がつくられ、残っている。現在の日本では飢えることはまずなく、逆に健康を願う人々は増えている。 サツマイモはガンの予防食としても注目されており、「サツマイモを食べてガンを防ごう」の願いを込め、現代版の芋地蔵の建立を、地元川越のサツマイモ関係者の間で思い立たった。 1995年は、琉球(沖縄)へのサツマイモ伝来390周年、また、甘藷先生・青木昆陽が関東に導入して260周年、さらに、戦争50周年という、サツマイモにとって記念の年に建立されたそうだ。
 昔、妙善寺周辺も美味しい「川越いも」がつくられていた。 10月13日はサツマイモの日で、この川越いも地蔵を中心に「いも供養」・「いもの日まつり」を妙善寺で行う。

川越;この次のお楽しみ
大正浪漫夢通り
 蓮雀町交差点を北に行った、蔵の町の街並みに至る交差点のひとつ東の通りに、古いたたずまいの商店が散在する。
川越城本丸御殿
 長禄元年(1457)に川越城は扇谷上杉持朝が古河公方足利成氏に対抗するため、家臣の太田道真、道灌父子に命じて築城し上杉氏6代の持城だった。 天文6(1537)年から北条氏が支配し北条氏4代の持城となった。 この頃は後の本丸・二の丸を合わせた程度の規模。
 天正18(1590)年、前田利家によって落城され、同年8月より徳川家康の支配下になり、酒井重忠が初代藩主となった。 江戸時代になって松平信綱が城地を拡大し、八郭・三櫓・十二門をもつ徳川家の親藩・譜代の大名の居城として有名であった。
 明治維新後、堀は埋められ、土塁は壊されて、現在では富士見櫓の跡と、1848年に造営された本丸御殿の玄関部分が残るのみとなった。 風格のある唐破風の大玄関や三つ葉葵の紋が入った鬼瓦など往時の偉容が伝わる。
 富士見櫓は築城当初に本丸西南の隅櫓として建てられた三重の櫓で、城内第一の高所として天守閣の代わりをつとめた。
開館時間: 9:00-17:00
休館日 : 月曜(休日を除く)・休日の翌日(土・日曜を除く)・第4金曜・12/28〜1/4
入館料 : 大人100円、学生・生徒50円、児童30円
氷川神社
 欽明天皇の時代(541年)に大宮の氷川神社から勧請され、江戸時代に川越の総鎮守となり、歴代の川越城主から篤く尊崇されてきた。 県指定文化財。
 川越まつりは、毎年10月第3土・日曜の2日間行われ、華麗な十数台の山車(全部で27台あり、うち11台が県および市の文化財)が曳廻され、神楽が舞われ、関東三大祭の一つに数えられる。
 起源は氷川神社の例大祭で、慶安元年(1648)に川越城主松平信綱が神輿などを寄進したことに始まる。 元禄11(1698)年に最初の踊り舞台が出てから年々盛んになり、文政9(1826)年から江戸の天下祭りの形式を取り入れ、各町ごとに笠鉾・造り物・練子などがでるようになった。 天保15(1844)年には一本柱の山車に統一されたが、文久2(1862)年には二重鉾の山車が出現している。 明治以降は山車と踊り舞台が中心となり、大火以降は山車だけの祭りになった。 しかし、二重鉾の山車はさらに豪華絢爛になり、廻り舞台の工夫もなされた。 山車の構造や人形は江戸の著名な人形師の作で、囃子は神田囃子と、すべて天下祭りにみられた江戸文化の伝統を残している。 最近は全市をあげての観光行事になっている。
三芳野神社
 平安初期に創立され、寛永元年(1624)に川越城の鎮守として天神曲輪に再建され、「お城お天神様」と呼ばれている。 四方が土塁と堀に囲まれたこの地は、「伊勢物語」の著者・在原業平が訪れたという「入間の郡三芳野の里」といわれ、また、細い参道は、童謡「とおりゃんせ」の歌詞の発生地ともいわれる。
 社殿は寛永元年(1624)、酒井忠勝が幕府の命を受けて造営したもので、本殿・拝殿ともに入母屋造りで、社殿各部の太い木割などに壮麗な桃山時代の気風が盛られている。 県指定文化財。
日枝神社
 国の重要文化財に指定されている。 赤坂日枝神社の本社でもある。
蓮馨寺
 川越七福神の第5番・福禄寿神詣でで賑わう。
 体に触ってその手で自分の体をなでれば、病気が治り、頭もよくなるという、おびんづる様の像が祀られており、霊験が今も深く信仰されている(なで仏)。 おびんづる様は釈迦の16人の偉い弟子(16羅漢)の1人で、若い頃は気ままな生活をしていが、お釈迦様にめぐり合って発心し、出家修行して神通力を得、阿羅漢(世に尊き人)となった。
市立博物館
 小江戸・川越の古代から現代までの資料が見られ、喫茶店で見物途中の休息も出来る。
川越城本丸御殿から歩いて1分。
所在地 : 川越市郭町2-30-1
開館時間: 9:00-17:00
休館日 : 月曜(休日を除く)・休日の翌日(土・日曜を除く)・第4金曜・12/28〜1/4
入館料 : 大人200円、学生・生徒100円、児童50円
問合せ : 049-222-5399
川越ガイド
問合せ : 川越市観光案内所 049-246-2027
       川越市脇田本町39-19(川越駅自由通路内)
       業務時間 9:00〜16:30

またお会いしましょう! 2002.9.29開設