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木曽御嶽山

1日目 ; 2002.8.10(土)

 AM3時に3家族5人が車1台で相模原を出発、相模湖ICから中央高速にのる。 既に車は多い。
 途中、事故渋滞あり藤野PAに4時半前着、えつお夫妻と合流。
八ヶ岳PAでパン・ジュースを買い込み、走りながら車中で持参のむすびとともに朝食をとる。
 塩尻ICで高速を降りてR19を南西へとり、木曽福島から県道256で王滝村へ。
途中、道の駅三岳に寄るが7時過ぎと早すぎて未開店なので、その先の長野県製薬物産売店へ。
笑顔と愛想良いトークで試飲を奨められたリンゴ酢とドクダミ茶にのせられ、食材などを買い足す。

しばしの語らい
おんたけ銀河村キャンプ場

 8時半頃、御嶽山南麓のおんたけ銀河村キャンプ場着。
ここは標高1,500m、御嶽山四合目に広がるハイランドエリア。 キャビン、バンガロー、常設テントサイト、フリーテントサイトがあり、シャワー、天体望遠鏡などを備えた「星の家」も揃う。
 早速、荷を下ろして備え付けのリヤカーで運ぶ。 愛知からのよしのり夫妻も到着して、テント2張りを設営。
 しばしの歓談の後、付近を散策。

ネジバナウツギ?マツムシソウキバナヤマオダマキワレモコウアカツメクサ





 真夏のこの時期、咲いている野草は少ないが、ウツギ、ヤマハギ、ワレモコウ、アカツメクサ、オミナエシ、ヤマルリトラノオ(クガイソウ?)、ツリフネソウ、ネジバナ、ミヤマセンキュウ(ドクゼリ?)、オオバギボウシ、チダケサシ、ヤマハハコ、ノアザミ、コオニユリ、カンゾウ、ハンゴンソウ(ニガナ?)などが咲いていた。

 散策から戻って昼食。 今朝買い込んだ地元の蕎麦をゆでたのみだが、美味い。 蕎麦はブツブツ切れているような短いもので、蕎麦切り発祥地という話もあり、美味いのも当然か。

新滝新滝の裏側清滝
滝巡り

 食事の後片付けの後、滝巡りと温泉入浴に出発。
キャンプ場から県道256を下った新滝は滝の裏に入れる滝、滝壺近くの虹が綺麗だった。 さらに少し下った清滝は御岳修験道場の場で、着替小屋のあるのにはちょっとビックリ。
 皆、マイナスイオンを体いっぱいに吸い込んでいた。

うしげの湯
大滝温泉うしげの湯

 さらに県道256を下り、うしげの湯へ。 カルシウム・マグネシウムを含む炭酸水素塩泉で、浴用でアトピー性皮膚炎、神経痛、筋肉痛、関節炎などに、飲用で消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病などに効能がある。 飲用した友によると、酸っぱい味だそうだ。 入浴料600円。
 日替わりで男湯と女湯が入れ替わるそうで、この日は狭い方だった。
 温泉はごくらく・ごくらく。

夜のお楽しみ

 夕食は、アツアゲ・タマネギ・カボチャ・イカ・他のバーベキュー、付近で摘んだワラビのお浸し、焼ナス、モロキュー、トマトなど。 美味すぎて焼うどんの入る余地は少ししか残っていなかった。
 愛知からのよしのり夫妻は泊まらずにここで帰宅。
 楽しみにしていた星空鑑賞は雲が多くてお流れとなり、寝不足に勝てず歓談もそこそこに早めに就床。
 日中の太陽の下でも最高が30度ほど、夜は20度を下回っており、快適。

2日目 ; 2002.8.11(日)

 昨夜の食べ残しのうち、肉だけ、テーブルから皿が落ちて中身が無くなっていた。 13日に名古屋市民御岳休暇村でクマ出没のニュースが流れたが、ここにもなにか動物が出没したようだ。
 中山さんの入れてくれた茶がとても美味い。新茶、いい水、湯適温への気遣いだもの、美味いわけだ。
朝食の中山さんの作ってくれたみそ汁も美味い。
炊いた米が立っている。 電子釜ではこんなに立っているのを見たことがない。 これも火加減をこまめにコントロールするひでおさんの傑作だ。
 後かたづけの後、御嶽山行楽に出発。 頂は雲に覆われている。

田の原天然公園

名前?ニガナ?オミナエシハハコグサハエマツ松ぼっくり  キャンプ場から車で30分ほど県道256を上がり、標高2,200m・七合目の田の原天然公園へ。
 車と人の多いのにビックリ。 その多くは巡礼者で、あちこちに霊神碑があるのだ。
 天然公園は、シャクナゲ、クロユリ、イワカガミ、ムシトリスミレ、チングルマ、コバイケソウ、コケモモなど高山植物の宝庫だそうだが、ほとんど咲いていない。
花期の合間なのだ。 残念!
 その中で目につくのがシラビソ。 シラビソぼっくりが枝から上に突きだし、枯れて黒っぽくなっているシラビソぼっくりは小鳥でもとまっているようだ。
 人工の庭園?と勘ぐるほど整った、ササやハイマツなどの中の散策は心地よい。
 低い雲のたれ込める田の原は、冷たい風が吹き、長袖を着ないと寒い。 青田さんは長袖を持参し損ない、鳥肌を立てていたが寒くないとやせ我慢(皆への心遣い?)をしていた。

御岳ロープウェイの花園と眺望

ヤナギラン花園  次は、いったん山を降りて王滝村から開田村を経て御嶽山東麓へ。
ここも多くの車と大勢の人だ。
 ロープウェイ始点の鹿ノ瀬駅前(標高1,570m)は花園。
綺麗な花を眺めながら、朝握ってきたむすびを食す。
 ここでTV番組の撮影に出くわした。
奥さんの出産費用捻出に困っている、売れていない若い詩人の詩が1,000枚(1枚300円)売れたら、番組がさらに支援をするという企画。 もちろん皆で詩を計3枚買い、励ましてきた。 詩人は、確か遠藤さんという、純情そうな青年でした。

赤葉ベンケイソウ姫シャジン光岳キリンソウコマクサ山ハハコ日高ミセバヤ
 ロープウェイに乗り、標高2,150m・七合目の終点・飯森駅へ。
駅前の「薬植園21」を鑑賞。 植育する高山植物だが、手軽に見られるのが嬉しい。
 開田村や山並みの眺望が気持ちよいが、雲で北・中央・南アルプスの山々は見えない。 残念!
御岳山(日本百名山73)山頂群(最高峰は剣ガ峰)も雲で見えないが、摩利支天山頂(2,959m)すぐ左下の大きな滝は雲の切れ目に望むことができ、居合わせたよその人と共に大喜び。
 ロープウェイの往復2,400円は、安くはないが、山頂に登らない人にもお奨めだ。

寄り道〜夜のお楽しみ

 ロープウェイからの戻りに、また、長野県製薬物産売店に寄り、思い思いに物色。
 県道256をキャンプ場より少し上がったところの名古屋市民御岳休暇村で入浴。
温泉でないのが残念だが、入浴料は300円と安く、ゆっくりくつろいだ。
 キャンプ場に戻り、茶を飲みながら、途中で買い込んだ朴葉巻きを食したが、なかなか美味い。
小豆のあんが入ったお餅を、朴(ほお)の葉で包んで蒸したもので、葉がみずみずしい春から初夏にかけての季節が旬だそうだ。
 夕食は天ぷら。 カボチャ、付近で摘んだワラビ、ピーマン、タマネギなど、どれも美味い。 カラリと揚げたゆみさんの腕だ。 ワカメのみそ汁も美味い。 おかげで飯を食う腹の空きはない。
 食後は待望の星座観測を楽しむ。 解説つきで望遠鏡や肉眼により北斗七星、北極星、白鳥座と天の川などを楽しんだ。 ちょうどペルセウス座流星群遭遇の時期で、いくつかの流れ星を見ることができたが、キョロキョロ見つけるのに精一杯で願い事はし損なった。
 星空が売りで銀河村キャンプ場と名付けるだけのことはある。
 夜の団らんは、若い頃の話、今後の生活、夫婦間の問題などおおいに盛り上がり、深夜まで語らいが続いた。

3日目 ; 2002.8.12(月)

 この朝もひでおさんのお茶とみそ汁で美味しく始まる。
 食後は食器・炊事用具を洗って、テントもたたみ、キャンプ撤収。
キャンプ場を後にし、王滝村中心街すぐ下の、数年前の長野西部大地震山崩れ犠牲者26人の慰霊碑に皆で手を合わせた。
 帰路、みたび、長野県製薬物産売店に寄り、土産の買い込み。
既に11時だったのでここで昼食にした。 気持ちい〜ぃ和座敷でのソバは、まことに美味い。 細く短いソバだ。

奈良井宿、帰路

 県道256から木曽福島でR19に入り、塩尻を目指す。
 途中、奈良井宿に寄り、宿場と夏祭りと、思いがけずに楽しんだ。
 15時近くに奈良井宿を出発し、塩尻から中央高速に乗る。
大月からは恒例の渋滞で、上野原で高速を降り、一般道を通って相模原に20時前に帰着。

 山も花も星空も温泉も空気も清々しく、食い物も美味く、気心しれた素晴らしい友との楽しいキャンプ3日間でした。
雲のない御嶽山頂を見るのはこの次のお楽しみ。
 大半のキャンプ用品・設営・調理・遊び案内と世話焼きをしてくれたひでおさんと、快く参加しともに楽しんだ友たちに感謝。

更新来歴
2002.8.28 奈良井の宿場と夏祭りを分割

またお会いしましょう! 2002.8.18開設